書評「第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい」論理よりも直感が正しい?

論理を立てて選択を決めようとする傾向があります。そこには直感を軽視するという大きな落とし穴があったんです。

今回紹介する「第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい」では、直感の方が正しいという理由を追求して書かれていました。

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論理か直感か?

さて、ここで一つ質問です。あなたは、論理と直感どちらの方が正しいと思いますか?冒頭で本の説明をしましたから、おそらくは直感と言うかもしれませんが、論理の方が正しいと言う人が大半だと思います。

直感=適応性無意識?

直感とは、パッと見た時に一気に結論まで到達することを言います。

この直感というのを、心理学用語で「適応性無意識」といいます。

ビル8階の高さからあなたの頭上に冷蔵庫が落っこちてきた時に、多くの選択肢を選ぶことが出来るでしょうか?出来ませんよね?大抵は直感で考えて行動します。

こういう突発的な危機的状況に対応するため適応性無意識があります。

直感は本質を見誤らない?

直感が必ずしも正しいとは言い切れませんが、大方本質を見誤るということはないそうです。

ある実験で、授業風景を動画で10秒間見せられた生徒の大多数は、その風景から教師の力量を言い当てることが出来たと言います。そして、学期末に照らし合わせて見るとそれほど大差が無いというデータがあります。

でもここで疑問が浮かびます。それは、直感が本質を見通すというなら、なぜ直感と論理で考えるものが異なるのでしょうか?

なぜ、直感と論理で考えたものが異なるのか?

そもそも論理とは、因果関係を持って関係を明らかにしていくものです。

直感は「なんとなく」で選んだものです。しかし、論理は「じっくりと」選んだものです。

両方ともが本質を見通せるのであれば、同じ結論に辿りつくはずだと思いませんか?

どうして直感で選んだものと論理立てて選んだものが違うのでしょうか?これには2つの理由があると言います。

論理は科学的データの盲信を産むから破綻する?

人間は科学的な実証データを信じやすいです。確かに、科学的な実証データを信じやすい傾向があります。

なぜなら、数字や、専門用語なので、その時点で考えることを辞めてしまうでしょう。

問題は、このデータが何も証明していないのに、信じているという点です。

偏差値79の彼は数学が得意ですか?

具体例を挙げますと、「彼は頭が良い。偏差値が79だから」という事実があります。

では頭が良い彼は数学が得意でしょうか?

これは一概に言えないでしょう。なぜなら、偏差値は平均79だったのであって、数学だけは40かもしれないからです。

偏差値ではなく専門的な分野のことだったら?

先ほどの例は偏差値のことなので詳しい人が多いですから、騙されるわけがないと思っても仕方がありませんが。

仮にこれが、自分が良く分かっていない専門的な分野であったらどうでしょうか?例えば、宇宙の話であったりとか、神話の話であったりしたら、データがあれば盲信してしまうのではないですか?

本書によると、人は誰かの実体験や証明に関して盲信する傾向にあるとのことです。

願望 – 本物であるという願望が論理を狂わせる?

2つ目に、本物であると願っていることです。

人は大金を払ったもの・若い時に体験した状況・感動・自分が時間を費やしたものに対して、それが本物であってほしいと願ってしまうそうです。

お気づきの方がいらっしゃると思いますが、

願望の原因は直感?

「願望の原因は直感じゃないの?じゃあ直感って正しくないじゃん。」

その通り、2つ目のものは誤った直感だということですね。

もちろん、直感は間違えることもあるということですね。

直感が間違えるということは?直感も信じてはいけない?

つまり、直感を誤った方向に導く何かが存在しているということです。

直感だけを盲信することも決して最良とは言えず、直感を信じて良い場合と良くない場合が存在しますよね。

そうなると、結局、直感と論理どっちが良いんだよ・・・って思われるかと思います。

正しい直観力を身につけることが大切である

では、判断においては何が必要なのか。

理想的には「正しい直観力を身に付けること」です。

今回紹介した本は下記になります。正しい直感力の養い方も書いてあるのでオススメです。

最後まで、読んでいただきありがとうございました!
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