書評「自分らしく稼ぐ」ビジネスモデルではなくビジネススタイル?

仕事をしていると、こんなこと思ったことありませんか?

例えば、会社で勤めていると、決まった営業トークをしなければいけないところもあります。

自分で考えて稼ぐ方法を考えても、上記のような不満を感じるのであれば、それは、あなたが、ビジネスモデルだけで考えていて、ビジネススタイルを考えていないかもしれません。

今回、小阪裕司さん著の「自分らしく稼ぐ」を読んで感じたことをまとめたいと思います。

スポンサーリンク

自分らしく稼ぐがオススメな方って?

自分らしく稼ぐがオススメな人は下記の通りです。

  • 自分らしく稼げていないなと思う人
  • ビジネスモデルではなくビジネススタイルを知りたい人
  • 将来的に副業・起業しようと考えている人

小阪さんってどういう人?

小阪裕司さんはワクワク系マーケティングという分野の第一人者と言われています。感性価値創造について考える分野です。

人間の感性について着目して、消費行動を考えて、どのように稼いでいくのかを考えている人です。

ビジネスモデルとビジネススタイルの違いは?

ビジネススタイルという考え方が初見な人は多いと思います。ビジネススタイルは「お金の儲け方」ではありません。ビジネスモデルとの違いから考えてみましょう。

ビジネスモデルとは?

ビジネスモデルは、お金の儲け方だと、「自分らしく稼ぐ」という本の中では描かれています。ビジネスモデルはいかに効率的にお客さんにお金を使わせるかというだけの視点だそうです。

ビジネススタイルとは?

ビジネススタイルは、ビジネスモデルを含んだ意味で、

著書の中では、それは「生き方のかたち」であると提唱しています。

つまり、このビジネススタイルという考えが無いと、間違ったビジネスモデルを選んでしまい、生き方を間違えるということです。

だから、ビジネススタイルを考えないといけません。ですが、ビジネススタイルとは、どのように考えれば良いのでしょうか?

ビジネススタイルで重視する8つの習慣とは?

ビジネススタイルには、このビジネススタイル故の主義というものがあります。

それを本書では8つの習慣で表しています。

満足主義でビジネス?

この満足主義は、多くの方が恐らくこう思うでしょう。「やっぱり、顧客満足なんですか。」

いいえ、実は違うんです。顧客のことではありません。

ここで書かれているのは、自己満足のことです。

しかも、この自己満足というのは、自己都合主義のことではありません。

それは、自分は役に立つことをしているという確固たる自己満足です。

「自分の扱っているサービスのどこに価値があるのか」

「自分が稼げば稼ぐほど、それが誰かの役に立つ」

つまり、「自分は役に立つことをしている」ということに対する確固たる意思。

それこそ、ビジネススタイルの根底にある、自己満足主義なのです。

ムダに見えることをする?

経済的合理性から真っ向に反逆し、ムダなことを行う許可を自分に与えること。

これが、ビジネススタイルには必要だと言います。利益先行型のビジネスモデルでは到底できないことですよね。

一見すると資本主義のメカニズムに反していると思われる考え方ですが、

この無駄なことをすることこそ、お客様と絆を紡ぐ一つのキーポイントだと書かれています。

例えば、塾で、バッチを配布するという例があります。このバッチを配布すること自体、塾への売上に直結していない行為ですが、こういう行為をして、売上を上げた塾というものがあります。

これは、コミュニティを築いているのです。

この所属によって、「私も一員である」「あのメンバーになりたい」という願望から売上に繋がるのかと思います。

テクニックを追わない?

本書ではきっぱり「初めからテクニックを追う意味は無い。」と説明しています。

何故なら、ビジネスモデルにあった、スキルやメソッドがあるので、テクニック先行になると、ズレてしまうから。テクニックは必要であるが、それは以下の順序で必要になると言うことです。
1.ビジネススタイル

2.ビジネスモデル

3.テクニック・スキル

ビジネススタイルで自分の生き方を決め、ビジネスモデルで稼ぎ方を決め、それにあったテクニックを身に付けることが出来るのです

長期的視点でビジネスを考える?

短期的に儲けることが主眼となっていると、

ないがしろにされてしまう資源があります。分かりますか?

それは「人」です。

短期的な収益も全て「人」が上げています。

例えば、従業員の1人1人のサービスの質であり、そこから生み出されるリピートであり、また、お客様との絆こそ、関係性から生み出される収益を呼び込むのです。

短期的に儲けることを必要とする時(資金繰りの悪化など)もあると思います。

そのときは、短期でも構わないのです。しかし、最終的に、「長期的」という考えを基にリレーションを築くことこそが必要なのです。

これは7つの習慣でも金の卵を産むガチョウの話がありました。PとPCの話ですね。

つまり、Pという金の卵を求めすぎたあまり、ガチョウのお腹から無理やり卵を取り出したら、PCであるガチョウがいなくなってしまったという話です。

短期的な収益を狙うこともそれと同じなのでしょう。つまり、結果を追い求めすぎると、その分従業員や顧客に無理をさせてしまうので、人が離れていき、長期的なリレーションが築けなくなってしまうので、長期的な結果が得られないということです。

カッコ良いかカッコ良くないかで決める?

この考え方は経済的にみたら、非効率だと思われます。

なぜなら、お金の勘定で決めるのではないですからね。しかしながら、ビジネススタイルには大切なのです。

それはカッコ良いというのは、お客様が付き合う企業を選ぶ時に最も重要な尺度となります。

好感を持たれ、信頼され、ちょっとばかり尊敬される会社になる。

それが、このビジネスモデルで「得られるもの」だそうです。

他者と競争しない?

このビジネススタイルは、自分達独自のビジネスをドンドン築き上げることで、

それが「いいね」と感じてくれる人を増やす活動です。

この競争をすることで、自分達独自のものが薄れてしまうのが最も最悪なこと。

(独自のもの=ブランド価値の向上と取れなくもないですね。)

競争をしない代わりに、このビジネススタイルで必要なことは、

  • 常にファンを増やす努力をする。
  • 企業を好きと言ってくれる人を増やす。
  • ファンを減らさない努力をする。

競争にエネルギーを使わない代わりに、

自分のビジネスを深めていくことに注力しないといけません。

十分に稼ぐ?

このビジネススタイルでは、

十分な収入を得て、余裕のある中で、自分に対する投資をしないと成立しません。

この自己投資というのは、設備投資のことではありません。

いわば、ビジネスを営む者としての感性を深めていくことが必要なのです。

また、十分なという定義も人それぞれだと思います。どの程度十分なのかは生き方によるでしょう。

大事なことは、感性を深めていくための自己投資です。

カッコいいと言われる企業作り、いいなぁと思われる絆作りが必要なのです。

そのために、自分を磨くことも必要になってくるということですね。

最終的に誰かに役に立ち、喜びを得るマスターである?

喜びを得る。

最終的に自分が誰かの役に立つことによって、

あなたという人間を肯定する感情に繋がるのです。

このビジネススタイルを行うことで、色々な方から

「あなたがいて良かった」

「あなたがいてくれないと困る」

といった、声を多く聞くようになると本書では説明しています。

ビジネスモデルとは全く逆のアプローチがビジネススタイル

いかがでしたでしょうか?今までと全く違う稼ぎ方に関する考え方ですよね?

私がこの本を説明したのは、「この稼ぎ方が絶対に良い!」ということではありません。

こういう稼ぎ方もあると知ることが大切だと思います。

仕事は人生の3分の1です。だからこそ、働き方、ビジネススタイルを考えるということも大事なのだなと思いました。

今回のオススメ本は下記になります。

最後まで、読んでいただきありがとうございました!
最後まで、読んでいただきありがとうございました!
読書会に参加しよう!

読書会に参加しよう!

東京の読書会では、20代限定の読書会を開催しております。読書会に対して、「お?」と思われた方は、少しの時間ですので、下記をクリックして、詳細をご覧下さい。

フッター
Facebookページにご参加ください!

Facebook ページにご参加下さい

東京読書会のFacebookページでは、ブログの更新状況や、読書会の開催風景の写真など、まだ読書会の参加を迷われている方や、20代の方におトクな情報を配信しております。是非ご参加ください!Facebook ページにいいねをお願い致します!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする