先進国の失業の75%の原因とは?若者(20代)と失業率と3つの関係と対策

2012年11月23日の日経新聞にて、若年層の失業が構造的な失業だという記事がありました。

国際通貨基金(IMF)は先進国が抱える失業のおよそ4分の3は経済構造と働き手の技能がかみ合わずに起きる「構造的な失業」と試算している。IMFはこうした失業が労働力投入の減少につながり、長期的な成長の足かせになると懸念。税制優遇など積極的な就労促進策を取るよう各国に働きかけを強める考えだ。

引用:日経新聞2012年11月23日

不況だ不況だと言われても、実態が見えなければ、何も手を打つことができません。

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構造の変化が失業を生むとは?

構造の変化とはなんなのでしょうか?先の日経新聞ではこのように書いておりました。

需要はあるのに企業と労働者の需要と供給の不一致が原因で発生する「構造的」な部分などがある。

それでは、何故供給の不一致になるのでしょうか?その原因と20代の失業率の関係、そして今後取るべき対処法を考えてみましょう。

若者(20代)が失業する理由とは?

今はいいかもしれませんが、10年後、20年後に気づいてしまってはもう遅い訳です。20代の僕たちは、本当に不確実な世の中に生きています。それでは20代が失業する理由とはなんなのでしょうか?

若者(20代)は経済的理由で失業する?

R25の記事の中で、以下のような文章の記述がありました。

不況で経営状態が悪化し、人を減らせないとなると、企業は“入り口”で人を絞るしかなくなる。しかも、長期雇用型で雇われている従業員は、簡単には辞めない。

結果的に、新たに職を求める若者が、割を食うことになる。景気の影響をもろにくらうのだ。だから、若者の失業率が跳ね上がるのである。

引用:R25

後述する解雇規制と相乗効果を発揮するのがこの経済的な理由です。

儲かっていない会社が削減を始めるのは、「経費から」です。その経費の中で最も比重が大きいのが人件費です。

人件費を削減するために、リストラをすれば良いものですが、法律的にもそれは難しいんですね。解雇の手順も、希望退職を募ってからではないと、指名退職を言い渡せないなど、いろいろな制約が多いのです。そうなると入り口から狭めるしかないと言うわけです。

若者(20代)は求められる人材の変化で失業する?

構造の変化により、労働の需要はあっても、会社が求める人材が異なることがよく起きます。

その結果、そう言う人材を供給できないために、失業してしまうのです。

これからの時代に求められるのはグローバル人材?

これからは、グローバル人材が求めらています。グローバル人材とは痛いどう言う人材でしょうか?

採用系大手のマイナビのニュースの中で、採用を行っている企業に以下のようなアンケートの結果、このように答えられたという記事がありました。

「グローバル人材のどのような点に期待しますか?」と複数回答で聞いたところ、「コミュニケーション能力(59%)」が最も多く、続いて「語学力(58%)」、「主体的な行動力(38%)」、「交渉力(34%)」という結果になった

それまでの、量の新卒獲得から、より戦力になる可能性の高い質を追い求める風潮になっています。

不景気により量より質の新卒獲得へ?

新卒採用にもコストが掛かりますから。

下記参考 新卒採用のコスト

① 就職サイトへの掲出料40万~200万円程度が相場になります。(メールDMなどは別途)

② 会社案内、入社案内、採用ホームページなどのツール制作費本 数百万~数千万円といった予算を組む企業もあります。

③ 学校訪問の交通宿泊費 実費で3万~5万円の費用がかかります。

④ 会社説明会、面接の会場費 1会場あたり、2万~10万円程度が相場となっています。

⑤ 採用業務のアウトソーシング費用 100万~500万円程度(委託内容により変わります)

⑥ 内定者辞退抑制フォロー費 50万~100万円前後をかけるケースが多いようです。

つまり、1名あたり大体200万円を掛けて採用をしています。

この例から見ても、現在体力があまりない中で、新卒採用を量で行うというのは難しい話。

昔の話とは違い、目的を明確にした採用活動を行っている傾向があるでしょう。

若者(20代)は、解雇規制で失業している?

以下の解雇規制により、今雇っている正社員を不当な理由で解雇することは事実上不可能である。

労働契約法

(解雇)

第十六条  解雇は、客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当であると認められない場合は、その権利を濫用したものとして、無効とする。

引用:http://kousyoublog.jp/?eid=2236

このため、若者を受け入れる受け皿がないのです。

上記の経済的な理由と重なることで、若者が事実上雇用されるのが難しい世の中になっているのだ。

構造の変化により失業される若者が出来る対策は?

これから、社会に出る人々の選択肢は沢山ありますが、総じて言えることは、昔の量の新卒採用だった時代を羨まむことを辞めて、グローバル人材などの貴重なスキルや経験を身に付けることです。

留学をすれば貴重な人材になれる?

事実、アメリカでは希望の職種につけない場合には、1年間休学してアジア圏で文化を学び再チャレンジするという風潮もあるそうです。

ただし、日本ではあまり良い印象を受けないかもしれない。新卒至上主義。だからこそ、これを行うのであれば、日本を捨てて海外で採用されて、キャリアを積むのもいいかもしれない。

長期雇用という考えをハナから捨てる?

これは捨てる戦略であるが。正社員でいてもメリットがないと早々に判断してしまうことだ。それ以外に、自分で稼いだり、食っていくための方法を模索することが非常に重要になります。ただし、これは大変難しい。知識がなければ自分の判断が、自分の目標にとって正しいのか判断出来ず、芽が出ないかもしれないからです。

あとは、この種の方法をとろうと考える人は、よほどの自信家で、事業戦略を甘めに考えて、消えていくのが多いので。自己管理能力が必須となります。

就職も諦めて快楽主義的に走る?

今まで同じように、飲んでくって寝て、騒ぐ。何が起きても「なんとかなるだろう」と安住しながら、なにも準備せずに生きていく。急なリストラ、経済変化による会社の倒産など、何が起きても動じない精神があるのならば、これでも問題はないかもしれません。

こういう時代だからこそ、こういう生き方もありなのでは?と思います。

留学も出来ない、長期雇用も捨てられない。でも漠然とした不安のあなたへ。

何をしたら良いか分からない方にお勧めなのは、同じようなことを考える人とつながりを持つ人と、知識を身につけることです。

まとめ

テクノロジーの進化が早く、卓越した金融セクターにより、各国の資金の流動が早くなり、グローバル化が進むにつれ、国境がなくなり。自分の意識には今までなかったような概念が必要になってくるのかもしれません。

最後まで、読んでいただきありがとうございました!
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