【経済?】最低賃金だけが豊かさを決めていない。何故、疑問を持たないのか?

Business Insiderにて、OECDの最低賃金が発表されたというニュースがでていましたので、ご紹介。

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引用:The minimum wage around the world

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世界賃金から読み取れる、各国の動き

日本の最低賃金はOECD各国の中でも13位と真ん中より若干上か。勧告よりも低く、スペインよりも高い。オーストラリアやルクセンブルクの賃金が高いのは、オーストラリアは資源国家であり、ルクセンブルグは世界随一の金融大国であるからだと思われます。

一方でメキシコやチリ、ラトビアなんかは最低賃金が圧倒的に低く、最低賃金を引き上げる努力を政策的に行っていないといえます。

メキシコ

メキシコの最低賃金は62.3Pesos/日(日本円で1日500円程度)、世界14位のGDPを誇る大国の最低賃金がわずか500円、月20日働いたとしても10,000円にしかなりません。そしてこの低所得者が非常に多い国なのです。なぜなら、メキシコは政策として最低賃金を上げることを積極的には行っていません。今でこそインフレ率が落ち着いているので、インフレ率と同様の上昇率ですが、数年前まではインフレ率の上昇に最低賃金の上昇率が追い付いていませんでした。

引用: http://blog.goo.ne.jp/tcg-mexico/m/201312

チリ

チリの人口は1630万人、労働力人口は830万人である。そのうち就業人口が776万人で、失業率は6.5%である。女性の失業率は男性の失業率より高い。労働組合組織率が11%。最低賃金は月約400米ドル、付加価値税19%である。

引用: http://www.jilaf.or.jp/rodojijyo/latin_america/south_america/chile2013.html

ラトビア

政府が全国最低賃金を決めている。03年に政府は,最賃の額を,7年間続いた額の2倍にする計画を提案した。したがって,通常のレートは04年1月から14%引き上げた。1ヶ月80ラト(120ユーロ)、1時間0.474ラトとなる。しかし04年7月、減税および年金、その他の給付引き上げで国家財政が逼迫すれば、05年の予定にしたがって最賃を引き上げることは不可能になるとしている。この状態はまだ解決に向かっていない.。

引用: http://www.zenroren.gr.jp/world/east_euro/2005/latvia2005.html

最低賃金からだけでは、豊かさは比べられない

大事なのは、物価と給与のバランスです。これを実質賃金と言う場合もあります。

例えば、給与が上がって物価も上がった場合。これは両方とも上がっているので、実質的に使えるお金は豊かになっていないので、意味が無い。一方で、給与が下がって、物価も下がる場合も意味が無い。

このように、最低賃金だけ見ていては意味がないのです。その国で生きていこうと思った場合には、社会福祉も見なければいけないですし、税金、物価上昇率を見ていかないといけません。

相対的に見るとわが国は豊かに見えるが、その実態は?

若干古い2005年のデータになりますが、日本の貧困率は、上から数えると4番目に値する、貧困の国といえます。難しい説明を省きますが、この貧困率は給料から諸々の税金なんかを引いたものとなるそうです。それらを%で表示をするとこのように低くなるのだとか・・・。

貧困率ということで、見てくれの数字だけには惑わされてはいけないというわけですね。

そもそも統計の取り方を工夫すれば、数字だけであれば何でも「それっぽく」見せられる訳です。

ただ、貧困の実情はどうかと言うと、サラリーマンが吉野家やマックに並ぶことは当り前ですし、食費を抑えようとしている人も沢山居る。

スーパーでは激安品が売れまくり、日々を生きるというよりは、どちらかというと「しのぐ」という言葉のほうが相応しくなっており、それらに対してなんら疑問を持たずに、生きている人たちがいる。

何で疑問を持たずに生きていられるのか

その例として、残業時間の比較を見ていきましょう。残業時間

この画像にもあるように、欧米にはサービス残業と言う言葉は無いそうです。

確かに、年収に見込み残業込みで書いてあったり、残業代が出ないから年棒を高く設定している場合もあると思います。しかし、その場合であれば、はやく仕事を終わらせて、さっさと帰ってしまえば良いのですが、それもやはり立場があるから難しい。この構造自体が、逃げられない残業の負のスパイラルを作っていると言えるのかも知れません。

もっともっと言うのであれば、日本にはそもそも宗教が無いことから、集団での生き方を尊ぶような仕組みの中で、生きてきたという点もあるのかもしれませんが、そちらの方向に話を進めると脱線してしまうので、この辺で・・・。

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